中村うさぎ『美人になりたい』 パート3

中村うさぎさんの本『美人になりたいーうさぎ的整形日記 』からの抜粋パート3です。

なお、
中村うさぎ『美人になりたい』 パート1
中村うさぎ『美人になりたい』 パート2
を読んでない方は、まずそちらを読んで下さいねるんるん

コンプレックスについても、整形が成功して顔のコンプレックスがなくなった場合に、一気にコンプレックスがなくなるわけではないのね。
自分嫌いの人って、根っこは顔のことくらいではないんですよ。
本当は直面すべきコンプレックスの核があって、エクスキューズとして「だってブスだもん」「だってデブだもん」っていうコンプレックスがたちはだかっているんだと思うんです。
私は核になる自分嫌いに到達したいから、どうして自分を好きになれないのかっていう核に到達するには「だってブスだし」っていうのを解決したかったんです。
ひとつひとつの障害を外していくと、核心に迫れるっていうふうに考えたわけです。
それも幻想なんだろうけど、私にはそういう幻想があるんですよ。
そういうふうに思ってないと、整形した後に「こんなはずじゃなかった」ということになると思うの。
「やっぱりモテない」「自分を肯定できない」ってことになっていく。
自分を肯定する前に、目の前にあるものを1つずつどけていくための一つの手段として、整形があるんだ、くらいに思ってないと。

たかが顔だということがわかって、私はよかったですよ。
たかが顔、されど顔、という部分がわかった。
その上で、私はどうしていくのか。
自分の生き方を見つめる手段として、整形があったと思ってたから。
整形をものすごく過信して夢を抱きすぎているのは、整形をものすごく恐がっている以上に、整形に復讐されると思う。

次回中村うさぎ『美人になりたい』 パート4は、女性セブン2003年2月20日号に掲載されたものからの抜粋が始まります。

お楽しみにわーい(嬉しい顔)
たかの友梨ビューティクリニック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。